固定金利と変動金利

多くの人が住宅ローンの金利方式を選ぶことに困っているでしょう。正解がないため、どれを選んで良いのか、悪いのか、など後にならなければわからないのです。
今後、市場の金利水準が下がっていく、もしくは同じ水準で推移するとなれば、変動金利や3年固定などの短期固定金利選択型を選んだほうが良いでしょう。逆に市場の金利が上昇するのであれば、長期固定金利や10年固定などの長期固定金利選択型を選んだほうが良いのです。これはあくまで基本的な考え方です。
現在の市場金利は最低水準にあります。つまり、これ以上下がることはないと思いますが、同じ水準であるのか、上がっていくのかなどは誰にもわかりません。
最近では、新規融資の5割程度は変動金利型にしています。金利が安いことは魅力的ですが、これは多くの人が金利上昇は当面ないと判断していることになるのです。
日本は財政赤字の悪化が続くとやがて限界がやってきます。アメリカの場合、金融市場を救うために、ドルを刷り散らかしています。しかし日本ではまだ行われていません。日本は経常黒字国なので、短期的に長期金利が急上昇することは考えにくいと思われています。
それでも、5年後10年後にどうなっているかなど、誰にも予測できるはずがありません。もしかすると国債価格の下落、金利上昇が起こるかもしれません。つまり、単純に現在金利が安いからと言って、安易に変動金利を選んでも良いのでしょうか。金利水準が低いのですから、長期固定金利の金利水準もかなり低いのです。焦らずに、じっくり検討すると良いでしょう。

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